胃カメラ検査

以前から胃の調子がもう一つしっくりせず気になっていた。また、3月の会社の健康診断で尿酸値が標準上限値を上回り再検査の指示を受け、その結果が最近分かり依然として上限値を超えていた。さらに血圧が3,4ヶ月前と比較して明らかに高くなっている現状は、自分の身体に何らかの変化が生じていることの現れと考えざるをえない。ジムでの筋トレ&ランニング、イトマンでの週末水泳と運動量は十分ではある。食生活に関しても、先々週末から先週初めにかけて宴会続きだったことを除けば規則正しく、不摂生な生活をしてはいないと考えている。それにもかかわらず、体調が全体としてマイナス方向に向かいつつあるような現象が起こっているのは、身体の内側で何らかのマイナス要因による変化が生じているのは明らかであろう、と。。。。

余り考えていても埒が開かないので、一昨日に午前休を取り主治医のTB先生の診察を受けた。胃カメラ検査は予め予約済。尿酸値の再々検査の意味で血液検査も行なった。胃の内壁組織も採取し、検査をする。結果は二週間で分かるとのこと。

胃カメラ検査は、これまでに5,6回は経験している。TB先生の検査装置は、鼻からファイバースコープを入れるタイプなので抵抗感は少ない。TB先生から検査を受けるのは、今回が二回目。昨年1月以来だ。鼻からの検査装置はファイバー径が8ミリ程度と細い。口からのタイプは、以前何度か検査を受けたことがあるが、ファイバー径が10ミリ以上あり喉から食道に入る部分が難所になる。ある時、ベッドの上でのたうち回るほどの苦しさ、痛みに襲われ、看護師さん二人に押さえつけられながら診察を受けたことを記憶している。

まず、胃を膨らませる薬だろうか、コップ一杯余りの少し白濁しかかった透明の液体を看護師さんから受け取り飲む。その後、ベッドに横になり深呼吸をゆっくりと三回、次に左回りでゆっくりとうつ伏せになり深呼吸を三回、これを三回繰り返した。恐らく、さっき飲んだ薬剤を胃の中で均等にいきわたらせるための動作なのであろう。また、左回りでうつ伏せになるのは、胃の形状、特に入口、出口の向きに関係しているのだろう、と考えているところに先生が先の細長い金属性の管のついたスプレーのようなものを持って来て、起き上がるやいきなり右の鼻の穴突っ込んでなにやら液体を鼻の奥まで何度か吹き付けてきた。液剤は鼻腔を通って喉に否応なしに流れ落ちてくるが止めようがない。引き続き別の液剤の入ったスプレーを持って来て、今度は麻酔薬だとはっきり言ってさっきと同様に鼻の奥深くスプレーを何度もされた。一回目の液剤は何だったのだろうか?鼻の通りを良くするための筋肉弛緩剤か?少しして、今度は直径10ミリ程の樹脂性パイプを鼻の奥深くまで通された。風邪引きの影響で鼻に腫れが残っているのか、先生はパイプの通りが悪いなぁ、と。ここまでの一連の処置が、ファイバースコープの通り道を広げる作業であることが分かった。

さぁ、いよいよ胃カメラ検査の本番だ。検査装置室に移動し診察台に横たわる。右の鼻穴にファイバースコープが入っていく。鼻腔部分は麻酔が効いていて抵抗感なくすっと通った。この後がしんどかった。先生が「これから食道に入りますよ。」と言った途端に胸の辺りに異物の侵入を阻止かのような体の締め付けを感じた。恐らく、食道の拒絶反応ではないか。胃から先程飲んだ薬剤と思われる液体が逆流してきた。そんなことは気にせずに、先生はファイバスコープをずんずん突っ込んでくる。前回はもっと楽だったのにどうしたもんか?

すると、先生が「**さん、食道が大分荒れているね。・・・食道と胃の入り口付近は逆流性食道炎の炎症が何カ所もあるよ。」と、ショッキングな診断をしてくる。スコープは胃の中に入った。先生は「こりゃ、胃の中もかなり荒れているね。・・・十二指腸への出口付近には瘡蓋があるな。」と、再びショッキング診断をする。こりぁ、前回に比べるとかなり悪くなっているのか、かといって悪くなる原因が良く分からない。スコープは十二指腸へと進んだ。「十二指腸はきれいだな」との先生の声に、漸く安堵の溜息が漏れた。再び、胃に戻り、今度は看護師さんになにやら指示を出して、胃内壁の組織を採取したようだった。この間20分くらいだったろうか。先生の矢継ぎ早の悪い診断を聞き、まらスコープで内臓をぐりぐりとやられたせいか、汗だくでぐったりしてしまった。

検査室から診察室に戻り詳しい診断結果を聞いた。今は胃カメラの映像をパソコン上にオンラインで接続できているようで、パソコンの画面を見ながらお話を聞いた。顕著な症状としてはつぎの4点。
1.食道、胃共に前回の診察時より荒れている。
2.胃の入り口付近から食道にかけて逆流性食道炎の炎症が見られる。
3.胃の出口付近には瘡蓋が幾筋か残っている。
4.食道と胃との接続部分は完全に閉塞しない。

1、2はともに原因は胃酸によるものだそうだ。胃酸過多の状態になっている。常にというわけではないようだが。特に、2は4と関連しており、接続部分が完全に閉塞しないために、胃酸が食道に逆流するため、胃との接続部分にあたる食道内壁が酸でやられてしまうのだと。3の原因は良く分からなかったが、胃潰瘍とかに関連するものではない、との話だったので安心した。4は加齢が原因で、誰でも年を取るにつれて接続部の締まりが悪くなるそうだ。写真では明らかに長方形状に扁平した穴が黒く写っていた。これは仕方がない。

さて、今後の対策である。基本的には飲食時に胃酸過多にならないよう日常的に注意が必要である。胃酸の分泌を促進するものとして、先生はアルコールと油分の多い食物を挙げた。前者は、胃の現状を認識した上でできる限り控えるようにするほかないのだが、、、、果たしてどれだけ実行可能だろうか?じっくり考えることにした。後者の方は家内に話して、晩御飯に油分の多いメニューは極力避けてもらうことにしよう。原因4の対策としては食後すぐに寝ないことにする。最後に薬を処方してもらった。二週間後に、内壁組織の検査結果も分かるので、それを踏まえて恒久的対策を先生に相談し決めたいと思う。

次いで、尿酸値の増加について相談した。会社の再検査の結果通知を見せたところ、先生曰く「**さん、この値はあと一歩で痛風になってもおかしくない数値ですよ」と、またまたショッキングな診断ではありませんか?もう目の前が真っ暗になりました。先生は引き続き痛風の怖さ、痛さを話す。お話によると、痛風の症状は、両足の親指の付け根内側周辺に痛みが現われるとのこと。今のところ、幸いにもそのような痛みは全くない。痛風の痛みは症状が酷くなるとじっとしてはいられず、余りの痛みに叫び声をあげるほど猛烈なものだそうだ。聞いただけでゾッとする。昨日は再々検査ということで血液を採取した。この結果も二週間後に合わせて診断を仰ぎ、具体的な対策を先生と相談して決めたい。

三番目の課題は血圧だ。その場で先生に測ってもらったところ、やはり上は140アップ、下は90前後だった。高血圧の原因は「塩」、だそうだ。それ以外にない。塩分の取り過ぎが高血圧に繋がる。塩分を控えた食事を取るように言われた。そういえば、塩枝豆に更に塩を振りかけて食べていることなどは、塩分過多の最たる例であろう。今後は気をつけよう。先生から軽い降圧剤を処方してもらい、二週間様子を見ることにした。また、血圧手帳を渡され毎日朝、晩に血圧を測り記録することになった。これも二週間後の診察時に提出し診断してもらう。

胃の組織検査、血液検査、血圧の経過、二週間後の診断が不安でもあり、楽しみだ。兎に角、自分にとって一つしかない身体だ。大事にしたい。

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  • 今年2回目の胃カメラ検査

    Excerpt: 今年6月に胃カメラ検査を受診したところ、ショッキングな診断結果を受けた。 詳しくは、こちらをご覧下さい。 http://dolphin-kick55.at.webry.info/201006/ar.. Weblog: どるふぃんきっくの徒然草 racked: 2010-12-14 13:05