お伊勢参り自転車旅行(その2)

全ルート
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10月18日(土)
午前6時30分起床。前日コンビニで購入したサンドイッチ、おにぎり、野菜ジュースにコーヒーの朝食をとり、出発準備に取りかかる。7時30分にホテルを出発する。今日も雲ひとつない快晴の空のもとでとても清々しい。足取りも軽くペダルを漕ぎ始めると、十分に睡眠をとったせいか、両足に筋肉痛は感じません。

長閑な甲賀の里の田園風景を楽しみながら、国道1号線を一路、鈴鹿峠に向かう。鈴鹿峠は今回のルートの最高到達点、といっても標高約360mです。水口の標高が約170mですから標高差にして200m弱です。これを約20km走行して上るのですから、平均斜度は1%程度となり、実際に走ってみると上り坂という感覚はほとんどありません。このコースの選択は正解でした。
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新名神高速道路の高架と交差(15.4㎞)し、鈴鹿峠には8時40分に到着する(18.7㎞)。さすがに峠の直前の登りでは、一汗かきました。峠で小休止、水分を補給する。いよいよ三重県に入ります。
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鈴鹿峠からのダウンヒルは、鈴鹿川を左手に眺めながら軽快に進みます。家内とは麓の道の駅「関宿」で待ち合わせることにして、ここは思う存分にダウンヒルのスピード感を楽しみます。幸い後続の車が少なく、専用道路のような気分になり時速40km後半のスピードで、標高差約260mを一気に下りました。谷間の木々が色づき始めており、真っ青な空との色彩が鮮やかです。「関宿」には9時10分に到着する(28㎞)。家内はいつものように下り坂では安全運転に徹し、遅れること約5分で合流。
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「関宿」を9時半に出発。午前10時に国道1号線・亀山バイパスに別れを告げ、右折し国道306号線に合流する。引き続き長閑な田園地帯を南下し、国道23号線・伊勢街道に向かう。走行する車が少なく、気持ちが良い。10時40分、国道306号線から国道23号線に合流する(48.3km)。さすがに名古屋と伊勢を結ぶ幹線道路とあって、一気に車の通行量が増える。
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11時00分に津駅前に到着。昨日からの累計距離は175kmです。グーグルマップでラーメン店を探して駅周辺をウロウロしましたが、結局駅前ビルの台湾ラーメン店に落ち着くことに。駅前駐輪場に自転車を止め、お店に入ると「本日麺類につき200円引き」との表示が目に入ってくるではないですか。これはラッキーと、ラーメンとチャーハンに餃子をそれぞれ2人前注文し、残り約55kmの走行に向け、ガッツリとエネルギー補給をし、万全な体制で臨みます。
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津市から松阪市に入り、櫛田川を渡ったのが午後1時50分。走行距離は75kmに。
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しばらく進むと、休憩予定のイオンモール明和の巨大な建物が右手前方に現れる。店内でスポーツドリンクを購入する。田畑が一面に広がる田園地帯に忽然と現れた巨大なアウトレットの中に、老いも若きもそれは多数の家族連れやカップルが、ショッピングや食事を楽しんでいる光景を目の当たりにして大変驚きました。休日の日というのは、こんなふうに家族揃ってアウトレットで時間を楽しむのが一般的なのかなぁと、私たち夫婦と休日の過ごし方との乖離に、家内と思わず苦笑です。私たち夫婦の行動は、やはりレアケースなのかと、改めて自覚しました。

ともあれ、田園地帯の活気溢れるアウトレットを後にして、再び国道23号線を南下する。昨日からの走行距離は200kmを超えようとしています。かなり疲労も蓄積してきているので、安全走行に集中するよう家内とも意識合わせをします。

午後3時2分、宮川を通過、伊勢市に入る(89.1km)。
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3時15分、伊勢市街のイオンララパークで本日最後の小休止。鳥羽までは15kmを切りました。ハンドルに固定したスマホの画面でルートラボの全行程図を眺めると、ゴールまで本当に僅かな所までに来ていることが分かります。よくぞここまで走ってきたものだと、我ながら驚く次第です。
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二見ヶ浦の夫婦岩見学は明日の楽しみに残し、鳥羽マリンターミナルへ直行する。午後4時20分、本日の走行108km、2日間トータルで230kmの自転車の旅を終え、マリンターミナルに到着する。事故もなく、体調不良もなく完走できたことに、家内と共に喜びました。
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午後4時40分発の答志島行きの船に乗船する。自転車はそのまま乗り入れることができラッキーでした。船内は答志島で宿泊する観光客で満員状態です。温泉も湧き出るようで、人気があるようです。乗船すること15分、答志島の和具港に到着する。途中、日の入り直前の夕日が、伊勢・志摩方面を赤く染め、沈んでゆく光景が印象的でした。
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伊勢・志摩の海を眺めながらの露天風呂にゆっくりと浸り、夕食は伊勢海老、志摩海老、鮑、さざえ、鯛、鮪など、これでもかと溢れんばかりの活け造り舟盛に、230kmの自転車の旅の疲れもすっかり癒されました。
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【本日の走行記録】
走行距離:108.91km(Total: 231.45km), 平均時速:20.9km/hr, 平均ケイデンス:62rpm, 最高時速:50.5km/hr

10月19(日)
二日間で230kmを走り切った充実感はなんとも言えません。意外と疲労感はないのには驚きました。朝風呂にゆっくり浸かった後、朝日に映える鳥羽湾を眺めながらの朝食も充実したひと時でした。鳥羽へ向かう船は午前10時10分、これを逃すと午後1時過ぎまで便はないということなので、1時間余り自転車で島内観光をすることにしました。
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旅館の勧めにしがって、まずは美多羅志神社へ向かう。この神社は子宝の神を祀っているそうです。到着後間もなく、旅館の宿泊客数名が従業員さんに連れられてやってきたので、地元の方の説明を聞くのが一番と、合流させていただく。境内の木々の中に龍神の松と呼ばれる松があり、よく見ると龍の頭に似た形の松の木が浮かび上がってきます。地元ならではの説明です。
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神社の隣には潮音寺というお寺があり、これがなんと西暦834年に建立された歴史あるお寺だそうです。従業員さんに連れられて観音堂に入ると、狭いお堂の中に三体の観音菩薩像が立座しています。最も古いものが平安時代に、他は鎌倉、室町時代に制作されたものだそうです。朽ちることもなく昔のままの美しい姿を目の間近に見ることができ感動しました。答志島の歴史の重みを感じたひと時でした。

潮音寺を後にして、次に向かったのは島の北東部に位置する答志魚市場。伊勢海老、鮑、そして近海物の魚は、まずここで水揚げされ競りにかけられて鳥羽方面へ流れるそうです。昨晩の海鮮料理が新鮮で美味しかった理由が納得です。市場の敷地には所狭しと水槽が並び、今朝水揚げされた伊勢海老、平目、鯛、鮑や地元の魚が溢れんばかりに泳いでいます。競りは昼からだそうです。
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午前10時10分、和具港発の鳥羽行きに乗船する。短い間でしたが、新鮮な海の幸と温泉で長旅の疲れを癒すことができました。さぁ、これから今回の自転車旅行のもう一つも目的の真珠婚のお祝いに二見浦の夫婦岩観光と伊勢神宮参拝に向かいます。
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今日の走行距離は20km弱。気軽なものです。たっぷりと観光を楽しみます。二見浦には11時半頃に到着する。さすがに有名な観光地とあって、たくさんの人で賑わっている。よく見ると老若男女のカップルがほとんどです。名所の名前からして納得です。初めて見る実物の夫婦岩は、写真や絵を見て描いていたイメージとは随分違っていました。海岸から随分近くにあり、しかも大きさも想像していたよりも小さなものでした。
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最終目的地の伊勢神宮に到着したのは午後一時過ぎ。観光バスが絶え間なくやって来て、境内は参拝客で溢れんばかりです。参拝の流れに従って本殿に向かい、これまでの30年に感謝するとともに、これからの2人の健康を祈念し拝礼しました。本日の走行距離を含めると、神戸から約250kmを自転車走ってきたことになり、これも夫婦揃って健康と体力あってこそ達成できた自転車旅行だと思います。
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真珠婚の伊勢神宮参拝を機に、あらたな自転車旅行を計画していきたいと思います。(完)

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