2017オーストリア・ドイツ自転車旅行記(8/2)

今年で4回目となる海外自転車旅行は、オーストリアの自然と歴史遺産を尋ねる走行距離約600kmの旅となりました。サウンドオブミュージックの舞台を自転車で旅したいという、家内のかねてからの希望を実現することを念頭に、昨年9月末から計画に着手しました。当初はミュンヘンからザルツブルクまで輪行し、ザルツブルクを起点に山と湖に囲まれたザルツカンマーグートの周遊を楽しんだ後、ドナウ河自転車道に入り、ワッハウ渓谷の景観と点在する中世の町を訪ねながらウィーンを目指すというものでした。

5月には計画の概要が決まり、行く先々の宿の候補を選びながら行程の詳細をシミュレートしていたところ、6月に入って下の娘が今年は1週間余りの休みが取れるので、私たちと一緒に自転車旅行を楽しみたいと予想外の展開となりました。親子三人の海外自転車旅行はそう簡単にできるものではありません。楽しみも倍増です。娘は今後ウィーンに行くことはあっても、ザルツカンマーグートはないだろう、是非ザルツカンマーグートの自然を楽しみたいということになり、旅行計画の大幅変更ということに。まずは夫婦二人でウィーン周辺とドナウ河 の旅を楽しんだ後に、ザルツブルクに戻り娘と合流することになりました。

Googleマップで見るとこんな感じです。
https://goo.gl/maps/wudqfpuE7qD2

全行程の概略は以下の表の通りです。
画像

8月2日(水) 神戸→羽田→München移動
18日間のオーストリア・ドイツ自転車旅行のスタートです。午前4時20分過ぎに起床。寝覚めのコーヒーを飲み、5時半過ぎに自宅を出発する。神戸空港までは自転車で20分ほどの距離です。空港ターミナルビルの入り口付近で自転車を輪行袋に収納し、6時半過ぎにチェックインをすませる。

神戸空港で国際線のチェックインをする乗客は、私たち夫婦以外に一組はいたようですが、待ち時間なしとはありがたい話です。国内線のノリです。自転車を手荷物で預けることは事前に連絡しており、ANAの職員も了解済みのようでした。輪行袋の中を確認の上、二、三の質問を受けてチェックンは完了です。後はミュンヘン空港で受け取るだけです。羽田空港ではこんなスムーズにはいかないでしょうから、まさに地方空港から国際便への接続の大きなメリットと言えます。地の利です。

午前7時10分発の羽田便に搭乗する。羽田空港国際線ターミナルには9時過ぎに到着。ミュンヘン行ANA217便は12時30分と、たっぷり3時間以上の待ち時間があります。もう少し短いといいのですが。まずは腹ごしらえと、4階レストランフロアー「江戸小路」をぐるりと一周し、結局、昨年同様、「百膳」で朝食をとることなりました。これから2週間以上、新鮮な海の幸を味わうことができないので、迷わず海鮮丼定食を選ぶ。鮪に魬、烏賊に甘海老、そしてイクラと美味しくいただきました。

出国手続きを済ませ、出発ロビーでドイツ南部やオーストリア各地の天気をネットで調べていると、最高気温は30℃を超える日が続くようですが、最低気温が20℃を下回る日がほとんどです。15℃以下になる日もあるではありませんか。朝晩は結構冷えるとなると、薄手の長袖が必要と思い、家内に聞くと既にユニクロでパーカーを買って衣類の中に入れていると。相変わらず用意がいいなと誉めつつ、出発ロビーのショップにユニクロを見つけ家内と同じものを購入しました。レジでチケットを見せてくださいと言われるので何かと思いきや、所費税抜の値段で購入できるというのです。なるほど、出国手続きをすませた後は、日本国内といえどもTaxFreeなんですね。実際に経験して理解できました。

午後0時40分に羽田空港を離陸する。長い長いフライトの始まりです・・・・・・。
画像
ロシア上空。ヨーロッパ航路を飛んでいると、ロシアという国が如何に広大な国であるかが良く分かります。そのほとんどは無人のツンドラ地帯ですが。

約12時間のフライトを終え、ミュンヘン空港には現地時間午後5時40分に到着する。日本時間は翌日、8月3日午前0時40分、長旅の疲れがじわじわと身体に効いてきます。入国手続きをすませると、まだまだ日が高く外は暑いので、空港ターミナルビル内出口付近で自転車を組み立てる。6時40分に組み立てを終え、Sバーンの空港駅に向かう。ミュンヘン中央駅に向かうSバーンでちょっとしたトラブルが発生し、回り道を食らったものの午後9時過ぎに昨年と同じ宿にチェックインする。
画像
ミュンヘン空港で自転車の引き取りは、特殊大型手荷物(ただし、規定寸法以内であれば追加の手荷物料金は掛かりません)ということで、7番カウンター左横に運び出されます。
画像
自転車の組み立て完了。今回使用した輪行袋は前輪のみ取り外しの簡略タイプだったので、組み立て時間を短縮です。
画像
ドイツ鉄道の自動券売機も4回目の旅となると、自転車の切符を買うのも慣れたものです。
画像
4種類の自転車切符から”MVV All-day bike ticket”を選択。1台3€です。
画像
「地球を歩く」には乗車前に刻印機で打刻をしないと、不正乗車とみなされ、高額な罰金を取られるとの記載がありますが、自動券売機で購入した切符は刻印機に入る大きさでなく、切符に購入時刻が記載されるので、乗務員が検札に来ても何も言われたことはありません。ましてや罰金を請求されることなど一度も経験したことがありません。「地球を歩く」の記載の趣旨が良く分かりません。

長い長い一日でした。明日は、南バイエルン地方の景勝地・キーム湖(Chiemsee)を周り、ザルツブルクに向かいます。(続く)

走行距離:5.5km

8月3日(木) ミュンヘンからキーム湖を観光後、ザルツブルクへ(München→Chiemsee→Salzburg)
http://dolphin-kick55.at.webry.info/201709/article_3.html



この記事へのコメント