2017オーストリア・ドイツ自転車旅行記(8/12)

8月12日(月) 曇り時々晴れ グライン(Grein)からリンツ(Lintz)
今日はグラインの町をサクッと観光した後、リンツに向けてドナウ河自転車道をひたすら西へ走ります。明日、ザルツブルクで合流する予定の娘は、すでにミュンヘンに向かう機中の中です。
おおよその走行ルートは以下のURLからどうぞ。
https://goo.gl/maps/Nx8pQfHTon52

午前9時に宿を出発する。人口3000人余りの小さな町、グラインには観光スポットが3か所あります。まずは、宿の目の前のマルクト広場に建つラートハウス内の街劇場です。1791年に創設されたという由緒ある劇場です。ラートハウスの中は人影が全くありません。劇場は数百人程度の観客席が並び、座席を含めて内部は全て木造りです。劇場を出て、次に向かったのは4, 50mほど離れた教会です。こちらも人影は見られません。多くの自転車旅行者が宿泊しているはずなのですが、どこへいったのやら、、、
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午前9時過ぎのグラインのマルクト広場。月曜の朝というのに人影が見当たりません。本当に静かな街でした。
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午前9時過ぎのグラインのマルクト広場。月曜の朝というのに人影が見当たりません。本当に静かな街でした。


3番目の観光スポットは、丘の上に建つグラインブルク城です。マルクト広場から北西方向に路地を入るとすぐに、城に繋がる表示が目に入ります。左手に折れて急な階段を上り詰めると、城の入口に到着します。開館は午前10時とのことなので、残念ながら丘の上からドナウ河と河畔に静かに佇むグラインの街を眺め城を後にしました。
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グラインブルク城。矩形城で高い塔はありませんが、いわゆるお城(Schloss)です。1621年に造られたそうです。
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グラインブルク城の高台からグラインの町とドナウ河を望む。


グラインブルク城を下りドナウ河畔に出る。午前9時45分過ぎ、自転車旅行者のための小さな渡し船に私たち夫婦を含め10名程度が乗り込み対岸へ向けて出発する。5分程度の短い乗船でしたが、船から望む緑に包まれた静かな町並みの中に建つ箱型の城と教会の塔が印象的でした。
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ドナウ河の渡船に乗船。幅が3,4m程の小さな船です。
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ドナウ河の渡船に乗船。幅が3,4m程の小さな船です。
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ドナウ河の中程からグラインブルク城を望む。
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ドナウ河右岸に立つ。いよいよ走行開始です。


さぁ、リンツに向けて出発です。本日は約70kmの道のりをひたすら走ります。雲はいくらか多いものの所々青空も覗いていて雨の心配はなさそうです。走り出すと東に向けてドナウ河を下る自転車旅行客と頻繁にすれ違う。ドナウ河自転車道は、やはり西から東へ下って行くのがノーマルなコースのようです。
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こうした道幅の広い、整備のよく整った自転車専用道路が河畔に沿って続きます。東向きの旅行者とのすれ違いもお互いに何の気遣いもなく、ストレスフリーで走ることができます。
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自転車道が分岐する地点には、必ずこのような詳しい道路標識が整備されていて、道に迷うことはありません。主要な都市名と距離が明記されているので、目的地までの予想時間や距離感も把握することができます。
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リカンベント(寝転び自転車)で自転車旅行を楽しむご夫婦です。日本ではほとんど見かけることはありませんが、結構楽に運転できるそうです。そういえば、2014年にロマンチック街道を旅している時にフィンランド人のおじさんもリカンベントで長期旅行を楽しんでいました。
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ドナウ河畔を離れ、しばらくトウモロコシ畑の続く道を進む。


午前11時半過ぎにミッターキルヘン(Mitterkirchen)という小さな村に到着し、小休止。午後0時25分にはアウ(Au an der Donau)というドイツ語圏の地名としては珍しく短く、変わった名前の街に到着する。ちょっとしたリゾート地のようで、河畔にはモーターボートが並び、テニスコートからは歓声が聞こえてきます。河畔のベンチで少し遅めのランチをいただく。

午後0時50分に出発する。途中、視界の開けた河岸では強い西風を真正面から受けることになり苦労しました。
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お父さんはベビーカーに幼子を乗せ、お母さんはサイクルトレーラーを引き自転車旅行を楽しむ若いご夫婦です。
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リンツまであと14kmです。
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リンツに近づくとローラーブレードを楽しむ若い女性にすれ違う。
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左手前方にリンツの街が見えてくる。


午後3時過ぎにリンツの市街地に到着する。オーストリア第3の都市ということで、一気に都会の喧騒に巻き込まれることになる。T-mobileでSIMカードを購入し、午後4時に中心部から少し離れた宿に到着する。晩御飯は街中のパブに足を運び、久しぶりに都会の賑やかさの中でビールで乾杯。明日はいよいよ娘と合流します。(続く)

走行距離:70.6km (累計走行距離:412.7km)
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人口20万人、オーストリア第3の都市リンツ、はさすがに都会の喧騒を感じます。
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晩御飯はリンツ中心街のパブで。若者で賑わっていました。
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ドナウ河の川魚のムニエル。
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白ソーセージ。ドイツ・オーストリアには無数と言えるほどたくさんのソーセージがありますが、唯一この白ソーセージのみが皮を剥いて食べるんですね。
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毎日生野菜は欠かせません。
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プリッツェル。プレーンな味に岩塩の粒がピリッとアクセントをつけてくれます。今夏の旅行で初めて食す。

【グラインからリンツ間ですれ違った子供たち】
この日も本当に多くの自転車旅行者とすれ違いました。ドナウ河自転車道が如何に人気が高いかを実感しました。数を勘定したわけではありませんが、やはり一番多いのは、夫婦やカップルの二人連れ、次に多いのは家族連れです。なかには家族数組が一段となってツーリングを楽しんでいる姿もありました。ドイツ・オーストリアを中心に自転車文化が日常的に深く浸透している現れなのかもしれません。

自転車に乗る子供たちの姿も様々です。幼児の場合、親の自転車と子供の自転車を連結させ、親が引っ張る姿げ目立ちます。幼児は気ままにペダルを踏んでいます。小学生くらいになると自ら自転車を漕ぎ、中には自分の荷物を荷台につけて運ぶ姿もあります。ドナウ川に沿ったアップダウンの殆どない自転車道は、子供たちにとって負担の少ない楽しい旅行になっているのだと思います。

自転車旅行を楽しむ子供たちの姿をいくつか紹介します。
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8月13日(日) リンツ(Lintz)からザルツブルク(Salzburg)
http://dolphin-kick55.at.webry.info/201804/article_1.html

この記事へのコメント

伊太利屋次郎
2018年03月29日 21:45
こんばんわ、久し振りに貴HPを拝見しました。なんとビックリ、入れ違いに同じようなところを旅していたんですね。
おヒマでしたら拙ブログをご笑覧ください。
どるふぃんきっく
2018年03月30日 05:21
こんにちは。
コメントありがとうございます。
ドナウ川の旅行記拝見しました。ウィーン―リンツ間が重なっていますね。グライン他で同じ角度の写真がいくつかありました。エルベ川旅行記も参考にさせていただきます。