2017オーストリア・ドイツ自転車旅行記(8/14)

8月14日(月) 晴れ ザルツブルク(Salzburg) 観光
今日はサウンドオブミュージックのロケ地を中心に「ザルツブルクカード」をフルに利用してザルツブルク観光を楽しみます。ヘルブルン宮殿、ホーエンザルツブルク城、大聖堂、モーツァルト橋など観光ポイントは1日では回りきらないほどたくさんあります。

ジェットラグの疲れの残るの娘のことを考慮して、少しゆっくり目の朝食をとる。午前9時45分過ぎに宿を出発し、まずはヘルブルン宮殿を目指す。と言っても、宮殿までは宿から数百m、自転車で数分です。結果的には良い宿を選択しました。

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宮殿本館。中は博物館になっています。

ヘルブルン宮殿ではいろいろな水の仕掛けを使った噴水や洞窟を楽しめます。水に戯れる子供達には大人気。また、庭園の中にはサウンドオブミュージックのトランプ大佐の長女、リーズルが電報配達のロルフとの密会し、「もうすぐ17才」を歌ったシーンの「ガラスの家」が有名です。家内と娘はここに立つことも楽しみにしています。

まずは、水の庭園のツアーの参加です。30人程度のグループがガイドに連れられて庭園内を回ります。たくさんの子供達の家族と一緒に私たち家族は10時半のツアーに参加。

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噴水の石テーブル。ガイドさんの巧みな話術に誘われて椅子に座った子供達。と、突然テーブルから水が噴き出し、子供達は大はしゃぎです。大人でここに座ろうとした人はさすがにいません。

動画でもどうぞ。
https://youtu.be/ntKjiHr8B7U

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次の動画は、水仕掛けの人形劇場です。
https://youtu.be/n_ndy-jTuoU

人形などすべての動きが水の力によるものだそうです。恐らく壁の向こうや床の下に歯車などの細かな機械部品が配置されていると思います。今ならコンピュータ制御でシステマティックに作られるのでしょうが、当時は水の動きと機械の動きをうまく同期させて完成させたのだと思います。

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道端の水路の横にこのような小さなモニュメントがいくつも並んでいます。

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いくつかある洞窟内の噴水のモニュメントです。動画でもどうぞ。
https://youtu.be/e--ARD3_r2I

噴水のアーチのある所では、大人も子供の大はしゃぎです。動画でどうぞ。
https://youtu.be/s43XhB-dmFg


水の庭園のツアーを終え、次に向かったのは「ガラスの家」です。緑豊かに広がる芝生庭園の中を4,5分歩いたところにあります。施錠されていて中には入れず、映画のシーンを思い浮かべながら3人で記念撮影。

宮殿に戻り、建物内の2つのフロアに陳列された展示物を見学する。
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伝説の生き物「一角獣(ユニコーン)」の前で。右手前は家内と娘。
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展示された地球儀の中に歪な形の日本を発見。何時頃のものか。恐らく15,6世紀に作られたものと思われますが、多数の地名が記載されています。想像力も働かせて判別できた地名は、Bungo(豊後)、Osumi(大隈)、Figon(肥後?)、Tonsa(土佐?)、Miaco(都?)、Mino(美濃)、Sando(佐渡?)、Fitachi(常陸?)です。


12時過ぎにヘルブルン宮殿を出発し、ザルツブルク市街に向かう。
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ザルツァッハ川河畔の自転車道を進む。青々とした木々の中を進み、右に川の流れを眺めながら走行は快適です。とても気持ちよく走れます。ザルツブルク郊外のサイクリングはおすすめです。
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宮殿を出て20分もすると、ザルツブルクの市街地に入る。前方にモーツァルト橋が見えてくる。
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市街中心部に到着。

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ザルツァッハ川にかかるシュターツ橋。橋の上は手前側の旧市街に向かう観光客が溢れ、川を行く観光船はどの船も満席です
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ホーエンザルツブルク城塞のケーブルカー。急斜面を一気に上ります。城内見学の前に、見晴らしの良い木陰のベンチで遅めの昼食をとる。

ホーエンザルツブルク城塞からザルツブルク市街を望む動画です。
https://youtu.be/9CfIzVwkfnI

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城塞の展望台から北方の展望です。視界が素晴らしく、ザルツブルクの街並みの向こうに遠くドイツ、チェコ方面の丘陵地帯を見渡すことができます。右手前下はザルツブルク大聖堂。

城塞をさらに上ると、オーストリア・アルプス方面の展望も開けます。こんな感じです。
https://youtu.be/SuOlyH5or6A
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城塞最上部の展望台は360°のパノラマを楽しむことができます。南に目を向けるとオーストリア・アルプスの山並みが連なります。

城内の展示物を見学後、ケーブルカーで市街地に下り大聖堂に向かう。旧市街の中に観光スポットが凝縮されていて、移動に時間を要せず楽です。
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大聖堂の内陣。
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大聖堂天井のフレスコ画。
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大聖堂のパイプオルガン。ピンク色の大理石で型どられているのが印象的です。
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モーツァルト広場に立つモーツァルト像。生誕地とあって、その像も立派なものです。
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ウィーンほどではありませんが、馬車で旧市街の観光を楽しむ人たちも見かけます。
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ザルツァッハ川にかかるモーツァルト橋。サウンドオブミュージックではマリアと子供達が駆け抜けたシーンが撮影された場所です。観光客の往来が絶えませんが、単なる鉄の橋という印象ですが。


モーツァルト橋をあとにして、大聖堂を経由してペーター教会、モーツァルトのお姉さんの墓地などを回った後に、メンヒスベルクの丘に向かう。
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メンヒスベルクの丘から旧市街を望む。市街の通りからエレベーターで丘の上に上がると、ザルツブルク市街が一望できます。ここからのホーエンザルツブルク城と大聖堂、そして旧市街の街並みは絶景です。丘には階段を使って上ることができます。「ドレミの歌」の練習シーンはメンヒスベルクの丘の階段を使ったそうです。


すでに午後6時を回っていて丁度晩御飯時です。メンヒスベルクの丘からエレベータで下り、目の前のグリーンガッセ通りに入ると、幾つかレストランが並んでいます。娘がオーストリア料理を食べたいということで、” Sterbräu”というレストランに入る。
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一日中、ザルツブルク市内を歩き回ったので程良く疲れ、まずはオーストリアビールで乾杯。最後にホテルまで7km程の道のりを自転車で帰るので、ビール一杯だけです。
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晩御飯のメニューは、シュニッツェル、ターフェルシュピッツ(牛肉の煮込みです)、そして特大ソーセージにザウワークラフトとポテトにグリーンサラダ。リーズナブルのお値段でお味も量も満足でした。
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晩御飯の後、ザルツァッハ川沿いをブラブラと酔いを醒ましながら大聖堂へ向かう。大聖堂横のレジデンス広場の駐輪場に行くと、なんと広場に大スクリーンが設けられ、オペラが上映されています。観客の数が半端でなくて、広場全体を埋め尽くすほどで、特設の椅子に座りきれない人たちは地べたに座り鑑賞しています。さすがに音楽の国、オーストラリアならではの光景に驚きました。

広場を埋めた人たちをかき分け漸く駐輪場に辿り着き、準備を整え宿に向かう。陽の長い夏とはいえ、時刻は8時半を過ぎ、ライトを照らしての走行となりました。充実したザルツブルク観光に家族3人大満足の一日でした。明日はザルツブルクを離れ、いよいよ森と湖のザルツカンマーグートへ向かいます。(続く)

走行距離:13.42km(累積走行距離:442.9km)

8月15日(火) ザルツブルク(Salzburg) から ザンクト・ギルゲン(St.Gilgen)
http://dolphin-kick55.at.webry.info/201806/article_2.html

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