2019スイス自転車旅行(9/22) アインジーデルンからツーク

9月22日(日) アインジーデルン→ツーク 晴れ
チューリッヒ湖の南、標高880mに位置するアインジーデルン(Einsiedeln)は、「聖ヤコブの道」と呼ばれるカトリック教徒の巡礼の道の中継地だそうです。その中心的存在であるベネディクト修道院の見学がこの日の観光のポイントだったのですが、さらに、ちょうどこの日が、毎年恒例のマウンテンバイクの大会が開催される日でもあり、エキサイティングなスタート風景を見学する機会も得られました。アインジーデルンの観光を楽しんだ後、次の目的地のツーク(Zug)にはRoute9を通って、標高差約400mを下ります。この日も天候に恵まれて、快適なサイクリングと観光を楽しむことができました。

走行ルートと高度プロファイルは以下のURLからどうぞ。
●Route9
https://map.schweizmobil.ch/?lang=en&land=veloland&etappe=9.07&layers=Veloland&photos=yes&bgLayer=pk&logo=yes&season=summer&resolution=50&E=2690143&N=1222053
●高度プロファイル
https://images0.schweizmobil.ch/files/vl_9.07.pdf

ホテルに自転車と荷物を預けて、午前9時過ぎに徒歩でベネディクト修道院に向かう。といっても小さな町なので、目と鼻の先です。修道院前の広場と駐車場が、マウンテンバイクのスタート地点の会場です。会場付近は、もうすでに多くの選手と応援の家族で賑わっていました。大人の部門は、33km, 53km, 77km, 101kmの4つがあり、さらに子供たちの部門あるとのことで、小学生くらいの子供たちも競技用のウェアに身を包み、可愛らしいマウンテンバイクを片手に親御さんと楽しそうに会場内で談笑しています。

ベネディクト修道院の見学は後に回して、まずはスタート風景を見学しようとコースロープの前に陣取りました。スタートに先立って、修道院の神父さんが黒衣を纏って選手の前で大会の安全を祈って3分ほど挨拶されていたのは当地ならではの光景です。

競技は距離の短い33kmの部から始まり、5分おきに53km, 77km, 101kmの部と続きます。33km, 77kmの部のスタートの光景を動画でどうぞ。
●33㎞コースのスタート
https://youtu.be/A7UPH_mmExs
●77kmコースのスタート(撮影ポイントを変えて)
https://youtu.be/kl7gIaKoBFQ

33kmの部は距離が短いこともあり、スタートダッシュに皆さん気合が入っていて、ものすごい緊張感を間近に感じました。私自身、以前は水泳のマスターズ大会で、最近ではトライアスロン大会に出場しているので、この緊張感はよく分かります。目の前を走り抜ける選手の姿に興奮しました。

スタート風景を見終えて、ベネディクト修道院へ向かう。ちょうど日曜日の2回目のミサが終わろうとしている時で、パイプオルガンの伴奏のもと賛美歌が歌われていました。ヨーロッパを旅していて、教会でパイプオルガンの演奏を聴く機会がたまにあるのですが、聖堂に鳴り響くパイプオルガンの音色壮大さ、特に和音の進行にはいつも感動を覚えます。ベネディクト修道院は、スイスで最も有名なカトリック教徒の巡礼地ということだそうで、その内装は目を見張るばかりの素晴らしさです。白とピンクの大理石を基調とした装飾や天井のフレスコ画は、とても繊細な装飾がなされています。堂内は撮影禁止なのですが、入り口付近でフレスコ画の一部を撮らせていただきました。

修道院の庭を通り抜けると、小高い丘の展望台に続く道があります。修道院には1000年以上も続くという、ヨーロッパ最古の馬の飼育場があり、左手にその厩を見ながら丘に向かう。丘の上からは、なだらかな牧草の斜面の向こうに、修道院の全貌とアインジーデルンの街並みを見下ろすことができます。緑に包まれ静寂としたとても可愛らしい街という印象です。修道院を挟んで反対側の丘にはスキーのジャンプ台が並び、冬はジャンプの大会が開かれるようです。

丘を下り再び修道院に戻ると、マウンテンバイクの33kmのレースのトップ集団がすでにゴールを迎えていました。私たちもいよいよ山を下りツークに向けて出発です。Route9は、さすがに一桁番号のNational Routesとあって、よく整備されています。カウベルを鳴らす放牧された牛たちを眺めながら牧草地帯を進みます。

穏やかな天候に恵まれて、景色を楽しみながらの山下りは快調に進み、エゲリー湖 (Ägerisee)という小さな湖に午後2時過ぎに到着する。湖畔のベンチで遅めのランチタイム。しばらくエゲリー湖の湖畔沿いを走り、ツークの宿には午後4時過ぎに到着。道中の走行中の様子を動画でもどうぞ。
●EinsiedelnからZugへ向かうRoute9。Bennau付近を走行中。この辺りはまだ緩やかな下りと平坦な牧草地です。
https://youtu.be/9rPtikQTb9o

●RothenthurmからSattelへの下り。そして、Ägarisee湖畔へ。Sattelへの急な下りはスリルがありました。
https://youtu.be/fLbz-Ah62P4

この日の宿泊は、ツーク中心街から5kmほど離れたSteinhausenという小さな駅の近くのBnBです。ビルのワンフロアの一角を改装した面白い作りの宿でした。ご参考までに以下のURLからどうぞ。
Web: https://bnb.ch/en/bnb/2415

オーナーはおらず、ビルの入り口のキーボックスからICチップの入ったカード受け取り、ビル内に入り部屋まで全てこのカードで進んでいくというものです。メインドアを開ける広いリビングがあり、ここは共有部分で、その周りに通路を挟んで客室が並んでいます。とても広々として綺麗な宿でした。到着時には他の宿泊客には合いませんでした。
IMG_0201.JPGマウンテンバイクのスタート風景。まさに号砲がなる直前です。
IMG_0203.JPGベネディクト修道院の正面に立つ二つの塔。とても立派な建物です。
IMG_0216.JPG修道院の入り口付近から内陣方面。白とピンクの大理石の彩りがとても印象的です。
IMG_0217.JPG天井のフレスコ画。
IMG_0218.JPGアインジーデルンのラートハウス。本当に小さく可愛いらしい町でした。
IMG_0223.JPGRoute9の分岐点の自転標識です。Route99でもツークに行けるのですが、こちらは途中アップダウンの続くなんのなので、私たち夫婦には不向きと判断し、Route9をそのまま進みました。近くに20代と思しきカップルが同じように標識を見ながら話をしていて、彼らはRoute 99を進んで行きました。若いから自信があるのでしょうね。よく見ると、Route22の自転車のマーク違います。マウンテンバイクの自転車道路です。このマークはドイツやオーストリアでは見かけませんでしたので、スイスイ特有の標識マークなのかもしれません。さすがに山岳の国です。
IMG_0225.JPG放牧された牛らたちがのんびりと牧草を食べる姿が至るところで見ることができます。カウベルの音色が牧歌的な風景に音楽を添えているような感じです。
IMG_0230.JPG牧草地帯を過ぎるとRoute9はツークに向けて一気に下っていきます。
IMG_0231.JPGエゲリー湖 (Ägerisee)湖畔で遅めのランチタイム。
IMG_0236.JPGAndi‘s BnBのリビング
(続く)
9月23日(月) ツークから ヴェッギスへ
https://dolphin-kick55.at.webry.info/201911/article_4.html

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